このようなブログでもなかなか真剣に見て頂いておりますお客様もいらっしゃるので、意地で更新であります。
時間が無いので小噺など出ませんが、進捗画像でお楽しみ下さい・・・。
S様チョッパー。 カンリンドラムブレーキ装着。
ドラムを車体にどう固定するかが最大の難関でした。 専用クランプを製作。
右側。
左側。
トルクロッドを介せずダイレクトリンク、ジェラルミン系アルミで強度はなかなかの物になりました。
削り出しに時間が掛りましたが基本性能を保った良い車体が出来そうです。
スーサイドクラッチのペダルがトンデモナイ位置に有り、なかなか大変だというご相談。 強度も足りずひん曲がっております。
外す前の画像は荒だしみたいで嫌なので無いのですが、このピボットシャフトだけ流用する事にしました。
シャフトとアームの太さが余りにも違うのでブッシングスペーサーを用意。
なかなかの薄さ、ボロい刃で何年も練習した甲斐あってか、良い刃を使うと結構上手く削れるので上手くなったと錯覚します。
スチールのベースプレートは5ミリ。
上手く収まりました。真鍮材も太い物を準備しないとであります。
サイドスタンド部分もひん曲がっていたので、これ一枚で双方の問題をクリア。
以前は踵を浮かせながら雑技団の様な筋力で踏んでいましたが、これならボードに踵を付けたまま踏めます。
何の縁あってか、また同じサービスエリアにいくとまだエヴァなんとかやってましたので、再度不機嫌そうに記念撮影。 しかも同じジャケットでした。
陸友レーシングのヘッドポーティングをお願いしたアメリカのチューニングショップさんの110cu.inchのポーティング。
ポーティングだけで131hp!かなりピークパワー重視のカムじゃないかと思いますがそれでも凄いなぁと思いました。
面白いのが、ここのマシニングは超汚いところ、結構アンチも多くて。
フェイスブックを見ていると”ビーバーにかじられた様なマシニングで本当にパワーが出るのかい?”とからかわれていましたが、パワーグラフを見てみんな黙ってしまったようです。
汚いのはわざとらしく、このヘッドはEXは綺麗にスワールヘアラインで流している様です。
かなり仕上げは使い分けているらしく、筆者のV-rodは全体的にボコボコでした。
部分的にツルツルだったり、フローしたり、伝播したりする時の流れに独特のノウハウを掴んでいるのだと思います。
一度遊びに行きたいものです。
足早ですがこれにて。