いつもは誕生日をそれほど意識しない方の性格ではありますが、今年は節目となる年齢のせいか、一入思う所もありつつの誕生月を迎えました。
節目になる年齢はいざ誕生日を迎えるとズシリと年を取った実感を強く感じる。 同じ1年歳をとるという意味合いでは何ら平年通りの筈だが、何故か平年より重みが違うような気がする。
あくまで気がする・・・というだけの事だが。
其処は人それぞれ年齢に対しての捉え方というのは違うものかと思います。 筆者の場合、何故かまだ40歳か・・と思ったり致します。
自身の感覚では50歳くらいの感覚が残ってしまっておりまして、自身の年齢と気持ちに何かしらのギャップの様なものがあります。
なにはともあれ、無事に40年生きてこられた事自体に感謝感謝であります。
親に感謝、家族に感謝、お仕事に感謝であります。
お陰で天邪鬼で何もできない若造でしたが、それなりに人様のお役に立てる人間にはなれました。 ただ、ちょっとひねくれすぎてかなり斜に構えた人物にもなってしまいました。
40代は柔軟で常に冷静沈着、柳に風の如し、自然体な人間になれるようにオーガニックな香りが漂う男になりたいなぁと思う次第であります。
それはさておきですが、フェイスブック、弊社HPにてご案内させて頂いておりますUSAツーリングの企画のお話。
元々の発端は筆者が個人的に昔一人旅をしたぶらり旅の、再現をもう一度やってみたいという所から派生したものであります。
一人で行くのも良いが、一人じゃなきゃダメという性格でもないので、どうせ行くならアメリカに興味のある方と一緒に旅をするのも良いなぁと思ったのが企画になった形です。
が、筆者が周囲に気を遣い過ぎたせいか、内容が如何にも企画然としておりまして、イマイチ当初のぶらり旅感は企画から出ておりませんでして、如何にも観光らしい物で打ち出してあります。
そんな気を遣う自分に少々僻僻するところもありまして、もっと自由にやればいいと思っております。
こういう事はここにしか書いておりませんが・・
元々チャレンジ企画というところもあり、内容は自由自在に変化させる余白がありますので、打ち出し済みで実に滑稽な話ではありますが、本来やりたかった旅、旅は道連れ、風の吹くまま、行きたい町はダーツで決めるのも良いかと思っております。
陸友ファクトリーの様子。
いつもご入庫いただいておりますF様のFLH君。 今回は修理もかねてカスタムプランの進行。 FL系ではあまり見かけないフォアコン仕様へ変更。
下周りがとても軽快な印象にガラリと変わりFXの要素が入ってきます。
何かに影響されず自分の思う事をストレートに打ち出す。
とてもカッコいい事だと思う。 大人になればなるほど、それが大事な要素で、且つ難しくなる気がするから。
整備でご入庫のY様FLH君。 前回の車検でガチっと整備したおかげもあり、今回はすんなりと事が進む。 ガバナースプリングに変化球を投じており、進角タイミングもやはり大きくオーナーの意図が出ている。
このスプリング、変化させて遊ぶにはとても安価でもってこいである。
少々極端な変化は調子を崩すが、片方変えて組み合わせの変化だけでもアイドリングの雰囲気も、アクセルのつきも変わったり致します。
修理でご入庫I様FLH君。 いつもながらの美男子のこの子。 オイル漏れはヘッドガスケットのリターンライン上。
現在は廃版の純正ヘッドガスケット。
耐久性がよくないのか、筆者も使用していたが経年に弱く割とすぐ漏れてしまう。
ついでに面の検査をしてビシッと組んであげたい。
最近かなり調子がでてきたFL君。 が、調子が良いなぁと思った時に喝を入れてくるのがパンヘッド。 クラッチケーブルタイコスリーブの破損修理。
今回は純正タイプの中空スリーブにショベル以降の新しいタイコタイプを融合させてインストール。
見た目はスリーブを使っているが中身は詰まっているので、耐久性、剛性共に抜群のフィーリング。
カスタムでご入庫のT様FXBRS君。 打って変わって最新の要素を盛り込んで外観にシャープさを演出させる今回の作業は超小型ウインカーのインストール。
レーシング仕様でもそうだが、とにかく走る為の最低限の装備に留めていきつく先はバイク本来の美しさを取り戻すという不思議な現象に直面するという、バイク特有の不思議な法則がある。
そういったコンセプトにはぴったりのアイテムだろう。
後ろはスイングアームのライン流れを自然に見せるために少々凝った装着になったが、狙いは果たせたかと思う。
筆者40歳の誕生日記念に自分へのご褒美もかねて那須高原への旅に出てみた。
最後のとろろそばは本気で多すぎて腹の調子をおかしくしてしまった・・
大盛って注文してメガ盛りみたいなのが出てくるとは夢にも思わなかった。
しかし出されたものは意地でも平らげるという筆者なりの拘りがあります、本気で食えない時代を過ごすと、特に食い物と1円玉を大事にし始めます。
食える内はいかなる苦境も越えられる気がします。
故郷を出て、一人旅を続けてきた筆者なりの哲学であります。