マッサージ店というのは非常に体力的にきつい仕事で、その上、直接的に顧客の健康や治癒に実感を伴う施術を行うため、高い技術が要求される。 と、思う。
無論働いたことが無いのでわからないのだが、きっとそうだろうと思う。
筆者は性格的に、余程失礼でない限りは文句は一切付けない。
個室に入っても聞かれた事以外は答えず愛想よくしてるのだが、やはり不慣れな店員さんだと、施術の効果の程は殆どない。
だからと言って不満を述べるもなく、指示を出すわけでもなく、何も言わず、また足しげく通ったりする。
通って、その人が辞めてなければ安心したりもする、その上で、また施術してもらい、ただその人の意思を汲み取る。
辞めない人は半年もすると、上達してくる。
その上で、”おお、効果的面の兆候が表れてきた。”と思ったタイミングで、こう言うことに決めている。
”いやぁ~楽になりました、助かりましたよ。”
まぁ、長いこと掛かるが、終わったらニコニコしながら不満は云わずとも、今まで一言も楽になったと言わなかった人間が、楽になったと急に口を開く事の背景を漠然と感じてもらう為だ。
まぁ、何となくだが、サービス業も、色々と辛い事も多いご時世で、それでも辞めずに頑張ったのだから、それ故必然的に頑張りに見合ったスキルが手に入りましたねぇと暗に伝えたいのだが、伝わっているかどうかは定かでもないし、目的は成長を見届けている筆者の自己満足であるからして、彼女の意識などもはやどうでもよいし、興味もない。
スキルを手に入れるプロセスの再確認作業でしかないので、本人が途中で手を抜いたり、バタバタしているのをじっくり眺めて、分析を進めて、自身が信じている技術と哲学の相関性を確認していると、たまに凄い技師に出会う。
”マジか!!アンタすげぇな!!”という技師に出会うこともある。
この時は感動以外の何物でもない、敬服と感謝を込めて4回くらいありがとうと伝える。
しかも美人だったりすると足元が少しふらつくが、グッと踏ん張り、マッサージ店の高潔さを汚さぬよう、指名などはしない。
あくまで技術的な研究と自己治療に専念するのである。
しかし、個室とはいえ、たまに妙な客の声が聞こえてくる事もあり、しばしば耳をそばだてると、他人の事情とやらに一興することができる。
顧客(指名したであろうおそらく40代位の男性)「う~、疲れちゃった、あ~、お願いね」
店員「お疲れ様です、大変でしたね、うまくいってるんですか?」
顧客「いやぁ~なんだか疲れちゃって、一休みするよ」
店員「そうなんですか・・・なんだか色々大変ですね、じゃあ120分施術始めます。」
顧客「うん、お願いね、そうなんだよ、家も大変だしさ」
店員「そうですか、就職活動って大変ですね!」
顧客「そうなんだよ、仕事決まんないし実家はうるさいしさぁ~」
筆者「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
おっさんニートか!!!!!!!!しかも120分!!!!!!しかも実家!!!!
あと指名!!!!
許すまじ、この高潔な研究室を汚す不埒者め・・・と思ったりしたのですが、まぁ人には分からない辛い事でもあったかもしれないし、他人の事情なんて分からないものですから、安易に第一印象は決めないように・・・と。
と思い直したのですが、120分とか休みに激痛で目が覚めて6時に起きてしまう筆者でも60分だぞ・・、ニートなのに結構お金あるんだなぁと思ったりいたしました。
さて、しょうもない話も程々に、本日は宣伝であります。
来る9月15日16日は年一回開催しております陸友ファクトリープレゼンツのツーリングであります。
いつも、陸友ファクトリーをご愛顧頂き本当にありがとうございます。
メカニック一同、サービスフロント一同、皆様のお陰で、飯が食えています。 筆者の性格が移ってしまうのか、ファクトリーの性格はどうしても不愛想になりがちですが、筆者の口癖の一つにこういうのがあります。
”ブレーキの作業している時はそれだけに集中しろ、総理大臣に呼ばれてもシカトしろ”
不愛想なのではなく、死ぬ気で真剣にやっているとどうしても不愛想な面になります。
どうか彼我の無礼をご容赦下さい。
以下、ツーリングの詳細になります。
The☆Rikuyu-Man Ride ファクトリー編 Plus+レーシング編
~残暑厳しい折、レーシングツナギで爆走野郎~
昨年のファクトリー編はあまりにも無茶な企画によって、あえなく企画倒れした毎年恒例のファクトリー編。平素からお世話になっているお客様への感謝を伝える意味でも、今年はちゃんとやろうと仕切り直し。
新たなスタッフも参加して、陸友ファクトリー編で福島まで一緒に走りましょう!
毎年7月に催しておりますレーシング編は、マシンのセットが全く間に合わず9月のラウンドへ変更、折角なので派手に両方やってしまおうと思います。
1泊2日のんびり旅気分、福島スカイパークにてモンスターマシン達の一騎打ちの様子を観戦するも良し、一日中温泉に浸かって疲れを取るも良し。盛り沢山な2日間をご堪能あれ。
開催日時:2018.9.15-16
集合場所、時間:東北道 蓮田SA 9:00出発 →変更後 H-D陸友店舗前 AM7:00
行先:福島スカイパーク
申し込み締め切り期限:宿泊予定の方のみ9月10日(16日のみの自由参加のかたは、事故にお気を付けて、現地までいらして下さい。)
参加対象:陸友モータースにてご入庫歴のある皆さま
同行スタッフ:赤峰 山森 村上 (芦田、萩原は現地にてレース準備)
所在地名:福島スカイパーク
所在地:〒960-0251 福島県福島市大笹生苧畑169
練習走行:9月15日(土) 10:00 ~ 16:00(見学可能)
本戦:9月16日(日) 8:00 ~ 16:00 (参加台数により変動)
☆入場料無料☆
▼お問い合わせ先
HARLEY-DAVIDSON RIKUYU 担当:芦田
〒145-0062 東京都大田区北千束2-2-2
03-6426-8010
info@harleydavidson-rikuyu.com
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日、第3火曜日
~残暑厳しい折、レーシングツナギで爆走野郎~
昨年のファクトリー編はあまりにも無茶な企画によって、あえなく企画倒れした毎年恒例のファクトリー編。平素からお世話になっているお客様への感謝を伝える意味でも、今年はちゃんとやろうと仕切り直し。
新たなスタッフも参加して、陸友ファクトリー編で福島まで一緒に走りましょう!
毎年7月に催しておりますレーシング編は、マシンのセットが全く間に合わず9月のラウンドへ変更、折角なので派手に両方やってしまおうと思います。
1泊2日のんびり旅気分、福島スカイパークにてモンスターマシン達の一騎打ちの様子を観戦するも良し、一日中温泉に浸かって疲れを取るも良し。盛り沢山な2日間をご堪能あれ。
開催日時:2018.9.15-16
集合場所、時間:東北道 蓮田SA 9:00出発 →変更後 H-D陸友店舗前 AM7:00
行先:福島スカイパーク
申し込み締め切り期限:宿泊予定の方のみ9月10日(16日のみの自由参加のかたは、事故にお気を付けて、現地までいらして下さい。)
参加対象:陸友モータースにてご入庫歴のある皆さま
同行スタッフ:赤峰 山森 村上 (芦田、萩原は現地にてレース準備)
所在地名:福島スカイパーク
所在地:〒960-0251 福島県福島市大笹生苧畑169
練習走行:9月15日(土) 10:00 ~ 16:00(見学可能)
本戦:9月16日(日) 8:00 ~ 16:00 (参加台数により変動)
☆入場料無料☆
▼お問い合わせ先
HARLEY-DAVIDSON RIKUYU 担当:芦田
〒145-0062 東京都大田区北千束2-2-2
03-6426-8010
info@harleydavidson-rikuyu.com
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日、第3火曜日
折角なので、陸友レーシングの作業進行でもご覧下さい。
ドライブスプロケットのミリング作業。
前回もお伝えしたが、スプロケットというのは難削材である。 ミリングの刃も非常に高価な物でないとサクサクは切れない。
本来のアウトプットシャフトに勘合、ここまではうまくいった。
しかし、この時点でチェーン化に関して大きな懸念材料が2つあった。
ちなみにこのゴールドの部分のアウトプットシャフトはまずもって簡単にプルアウトできる代物ではない。 とてつもない圧入しろで入っている。
勘合に成功したタイミングでチェーンをオーダー。 250hp対応とか書いてあるが・・・
ドラッグレース専用チェーン。 140リンク。 ちなみにベルトドライブより、チェーンの方が回転抵抗は随分少ない。
やたら重いな・・と思ったらなんというリンク厚・・結果的にシールチェーンより太くなっている。
こいつがスタンダードの530チェーン。 たかだか146hpだからこれでも大丈夫だと思うが。
心配していたチェーンとボルトのクリアランスも計算通りでうまく逃げた、胸を撫でおろす。
おお・・・なんか凄いかっこいい。 なんかごついな。
ドリブンにも掛けてみる。 ここまでは気分よくやっていましたが。
チェーンカットしてリンクを調整します、が、丁度良いリンク数が無い。
一つ増やすとカムを飛び越えてしまう、一つ減らすと短すぎてカムに乗っからない。
所詮ベルト前提のアジャスターなので大振りができない。
新品から少しは伸びるのは分かり切っているので、短い方にカットして、カム山をどうにかしないとな、時間が無い・・
そしてもう一つの問題はチェーンラインが出ない。 ホイールは無論車体センターに持っていかねばならず、装飾メインの街乗りで許容できるホイールのオフセットは許されない。
ならば、ホイールをセンターに持ってくると、スプロケットも車体右へ寄り過ぎて、フロントのドライブスプロケットのライン差が許容範囲を超える。
これを解決するには、ホイールをセンターに位置したまま、ダンパリング付きのハブを左へ寄せるか、スプロケットをハブから距離を出して左へ寄せるかしかない。
ダンパリングに空間を作るという悪手、超ショートギアに対してスペーサーを噛ますという悪手、どちらも避けたいが方法が他にない。
何故なら
こちらは一切内側へ寄せられないのである。 この方式を選んだのは、後にドライブスプロケットをセッティングで変えられる仕様にすることが目的でした。
現在は22Tでリアが66T、減速比3.0。 ちなみにノーマルの減速比は2.4くらいだったと思う、デストロイヤーは3.1。
もはやレーサーと同じ仕様のファイナルセットにしてあるのは、最終的にモーターのパワーは出て速いことは分かったのだが、ギア比がロングになり過ぎていて200Mでは到底生かし切れていないことは明白だったためであります。
今回はリアタイヤにやっとシンコー様のドラッグ専用が使えるようになったので、こいつでやっとタイヤが滑りまくる辛い日々にお別れを告げることができると確信したのであります。 それはタイヤが届いて触った瞬間分かりました、あのタイヤはもはや驚異的であります。
悩んでいても時間だけが過ぎていきますので、休日は作業に勤しみます。 まずはスプロケットを安全圏を意識しながら左へ寄せる作業。
時間が無いので手っ取り早くスペーサーを買ってしまいたがったが、P.C.D116なんてスペーサーがまず存在しませんでした。
とりあえず手持ちの2㎜と買ってきた1.5㎜のアルミ板でスペーサーを作るしかありません。
スプロケットとケガキコンパスは陸友にあるので、丁度良いサイズの型を持ってきました。(笑)これがなかなか丁度いい。
エアソーも無いので、ハンドカットしかありませんな。
自宅にあらゆる母材をストックしてありますから、大抵の物は揃います。
サクッと出来上がりましたが、相棒の散歩をしたり車のエンジンオイル交換の為にオートバックスに行ったりと忙しない休日です。
とりあえず、ベースを作っておけば後は嵌めて強度検討です。
1.5㎜二枚と2.0㎜一枚、おそらくスプロケットのマウントリブとボルトの関係で最大で3㎜オフセットが限界だと思うが。
恐ろしく一般ウケしないブログになってしまいました、ごめんなさい・・。